「外壁のコーキングがひどく割れていて心配なんです。」
先日、新居浜市のI様邸に現地調査で伺いました。
外壁やコーキングの状態を細かく確認し、写真を交えて劣化状況をご説明したところ、I様から「ぜひ工事をお願いします」と正式にご依頼をいただきました。
そこで今回は、調査で確認できた症状と、実際にご提案した施工内容についてご紹介いたします。
コーキングの劣化と全面打ち替えのご提案

劣化が進み、硬化してコーキングが大きく割れています。このまま放置しておくと雨水の侵入リスクが高まります。
調査の結果、サイディングの目地や窓枠まわりのコーキングが大きく裂け、隙間が生じている箇所が多く確認できました。ここから雨水が侵入すると、外壁材や下地の劣化に直結するため、早めの補修が必要です。
今回は、外壁塗装と合わせてコーキングの全面打ち替えのご提案をしました。
ワンポイント知識:増し打ちと打ち替えの違い
・増し打ち:既存のコーキングの上から新しいコーキングを充填する方法。簡易的な施工ですが、部位や状態によってはこの工法が適している場合もあります。例えばサッシまわりなど、既存のコーキングを撤去すると防水機能に支障が出る箇所では「増し打ち」が推奨されます。
・打ち替え:劣化したコーキングをすべて撤去し、プライマーで下地処理をしてから新しいコーキングを充填する方法。耐久性が高く、長期的に建物を守れる工法です。
部位や劣化状況に応じて増し打ちか打ち替えを選択するのが正しい施工となります。
I様邸のように劣化が進んでいる場合は、全面打ち替えが必須となります。
外壁塗装とのセット施工
外壁にもチョーキングや色褪せが見られたため、コーキングと同時に外壁塗装も施工することになりました。
塗装前にコーキングを打ち替えることで下地が整い、塗料の密着性が高まります。同時施工は美観と耐久性を兼ね備えた仕上がりになるのが大きなメリットです。
外構の門扉の塗り替え
色あせが目立つ門扉。塗装で美観と耐久性を回復します。
I様邸では、外構の門扉塗装も合わせてご依頼いただきました。ケレン作業(錆落とし)をしっかり行い、防錆効果のある下塗り材を使用したうえで仕上げ塗装を行います。これにより見た目が美しくなるだけでなく、サビの進行を抑えて長持ちさせることができます。
外構アプローチのタイル洗浄

汚れが付着して暗く見えるタイル。高圧洗浄で明るさを取り戻します。
アプローチのタイルには黒ずみや苔が付着していました。高圧洗浄で汚れを落とすことで、本来の明るいタイルの色合いがよみがえり、玄関まわり全体が清潔で明るい印象に変わります。
新居浜市I様邸では、外壁塗装とコーキング全面打ち替えを中心に、門扉塗装・アプローチタイル洗浄まで含めたトータル施工をご依頼いただきました。
調査の段階で劣化状況を正確に把握し、最適な施工内容をご提案できたことで、お客様にも安心してご依頼いただけたと思います。今後は工事に取り掛かり、I様邸を長持ちさせるための最適な仕上がりをご提供してまいります。
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今後も地域密着型で沢山のお客様のお役に立てるよう、精進してまいります。


